しつけが悪いと言われたら・・・
~正しい知識で子どもを守る~
大坂大学大学院連合小児発達学研究科
特任研究員 坂根みどり先生より
偏見に負けず、正しい知識を身につけることで、
子どもと自分を守るということについてお話しいただきました。
その一つとして、合理的配慮について正しく知り、
学校や先生と一緒に学びやすい環境づくりをすることの意義について学びました
「障がい」とは、人が生きることの自由を押さえつける、枠を作るもの
つまり生活機能
・心身機能
・活動
・参加
などに対して制約のあることだといえます
その制約に対して
「合理的配慮」とは子どもにとって学習しやすい環境を設定することです
=発達の段階や特性に合ったものを、指導者や支援者と共に考えることが重要です
進路や就労というステップに対して、前向きにチャレンジできることにも通じます
合理的配慮の目的としては
多様性を受け入れ、能力を最大限に発揮できるようなかかわりをすることで、社会に参加できるような教育をしていくこと
子どもたちが、人生を
「行くところのあること」
「帰るところのあること」
「生きがいのあること」
=「幸せ」 だと思えるようにしていくこと
だといえます